古川制御日記

佐賀県武雄市の組み込み開発屋ブログ

Lattice Diamondの回路図記述回路(.schファイル)をModelSIMでシミュレーション

Lattice Diamondのスケマティック(.schファイル)記述はVHDLに自動的に変換されるのでそれを使えばModelSIMでシミュレーションすることができます。
が、以下のように

library xp2;
use xp2.components.all;

Lattice製のコンポーネントに依存したVHDLに変換されます。
これらのコンポーネントにはor2,inv,nr2などの論理素子が含まれ、ソースコードC:\lscc\diamond\3.8\cae_library\simulation\vhdlにありました。 これらをModelSIMのプロジェクトに含めてコンパイルしても

** Error: src.vhd(5): (vcom-1598) Library "xp2" not found.
** Error: src.vhd(6): (vcom-1136) Unknown identifier "xp2".
** Error: src.vhd(8): VHDL Compiler exiting

と言われて失敗するので、

xp2ライブラリとしてコンパイルしたいファイル群を選択してProperties...右クリックメニューを開いて

f:id:fullphong:20170306132238p:plain

としたのちTranscriptウィンドウから

vlib xp2

と入力後、コンパイル及び実行できました。